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2009年3月6日(金) 雨時々くもり Vol.34

官僚の反撃がはじまった

小沢民主党代表の第一公設秘書が逮捕された。
本当は企業献金だったものを、政治団体を迂回させて、
誤魔化したのではないのかという嫌疑である。
政党支部への企業献金は法的に問題がないということである。
単に、政治団体からの寄付であるから、個人で受け取っただけという話だ。
企業献金であったなら、政党支部を通しましたということだ。
どこに逮捕するだけの理由があるのであろうか。

マスコミは嬉しがって、いかにも小沢さんが汚い政治家であるという印象をふりまいている。
中川前財務大臣がへべれけになって国際会議の会見に出たことを、
翌日何も報道せず、世界が騒いだために報道せざるをえなくなったマスコミである。
マスコミは自民党に飼われているという印象を持ってしまった。

定額給付金の関連法案の再議決前日に、秘書逮捕をぶつけるというタイミングである。
あきらかに、意図があるとしか思えない。
そして、その意図は、自民党ではないのではいかと思っている。
きっと、今の自民党には、検察を動かすだけの力はないであろう。

震源は官僚ではないかと思えてならない。
民主党が政権を取り、小沢政権が成立した場合には、
官僚機構は、叩きのめされる。その力は小沢さんにしかない。
それを嫌った官僚が、生き残りのために、
逮捕などできない案件であるにもかかわらず、
逮捕に踏み切ったとしか考えられないのである。
そして、自民党に飼われたマスコミがそれに追随しているとしか思えない。

この先、この案件がどうなるかはわからないが、
小沢さんは、推移を見守りながら、
民主党の政権奪取に害があると判断すれば、
自身の身の潔白はあったとしても、代表の座は譲るかもしれない。

肝心なことは、誰が総理大臣になるかということではなく、
今の官僚機構を叩きのさなければならないということであり、
それができるのは、小沢さんだけであると思っている。
別に、総理大臣でなくとも、影響力さえ持っていれば、
国民のための政治は行えると判断すれば、小沢代表はその道を選ぶ人だと思っている。


2008年12月15日(月) 晴れ Vol.33

今こそ豪腕小沢の本領を発揮するとき

自民党の政治家は、政権にしがみつき、
自らの選挙のことしか考えられない体たらくばかりのようである。
国民の暮らしを守る最良の道は解散総選挙しかないときに、
国民の暮らしのことを考えない者は、政治家とは呼べない。

自民党にまともな政治家がいないのであれば、
今こそ、豪腕小沢の本領を発揮するべきときである。

これまで、小沢さんが国の先行きを考えて行動しても、
そこまで理解のできない人々に、独断であると批判されてきた。
同じ轍を踏まないために、人々が理解できるまで、
小沢さんはじっと辛抱して時を待っていたのであろうと思っている。

今こそ、その時であると思っている。
『民主党よ、自・公政権を一刻も早く倒してくれ』という国民の声は、
大きくなりつつあるのではないか。
参議院における問責決議、あるいは衆議院民主党の総辞職により、
自力で麻生政権を追い込むべき時が来ている。

今動かなければ、民主党も国民のことより党利を考えているのかという
国民の不信を招くだけである。


豪腕小沢の出方を期待して見守りたいと思っている。


2008年12月8日(月) 晴れ Vol.32
下野する覚悟で解散せよ

麻生内閣の支持率暴落で、自民党が慌てふためいている。
党内から聞こえてくる声は、「解散できない」の大合唱である。
自民党内にはもうすでに、まともな政治家はいないのであろうか。

解散総選挙後に、民主党政権が誕生したとしても、
どのような政権運営になるかは、まだ未知数なのである。
国民の方を向いていない政治をしたとき、別の政権を選べなければ、
権力にあぐらをかくというこれまでの自民党長期政権と同じことになってしまうのだ。

自民党の選ぶべき道は、たとえ負けたとしても、一旦政権を民主党に渡し、
野党に転落する覚悟で、直ちに解散総選挙をすることである。
そして、もう一度肝を据えて党を立て直し、次に政権を取るために、自らを磨くべきである。

現下の状況で、国民のための政治を行う最良の道は、それしかないことは自明の理である。
自らを切っても国民のための政治を行うのが、まともな政治家の取るべき道である。
そして、長い目で見れば、それこそが本当に自民党の利益にもなる道でもあるはずだ。

このまま何もせずに時間だけが経過すれば、自民党は、壊滅ではなく、消滅してしまうであろう。
この世から、自民党という政党がなくなるという事態にさせていいのか。
心ある自民党の政治家は、よくよく考えていただきたい。



2008年11月18日(火) 晴れ Vol.31
解散総選挙を迫るのは党利党略ではない

小沢民主党代表が、与党自民党を解散総選挙に追い込むために動き出した。
マスコミは、さっそく党利党略だと非難している。
このマスコミの幼稚な非難に、呆れを通り越して、憤りしか覚えなくなっている。

今、解散総選挙を迫るのは、党利党略ではない。
今の麻生政権、自・公政権の体たらくがこのまま続くことが国民のためにならないことは、
明々白々である。
この事実が国民の前に、白日の下に晒される時期を小沢党首は待っていたのだと思っている。

一刻も早く解散し、まともな政治が行える政権を立て、そして、急を要する事態に的確に対応
していくことこそが、国民の暮らしを守る最良の道である。
まともな政治家であれば、この道を何がなんでも進むのは当たり前のことである。
解散を迫るのは、党利党略ではなく、国民の暮らしを守る政治を行うためである。

こんな当たり前のことが理解できないマスコミの幼稚さに、幼稚であるということ以上に、
裏に隠れた意図を感じる。自民党長期政権は、社会のあらゆる分野・業界に、その権力の根を
張っているということなのであろう。
マスコミさえもその例外ではなく、自民党政権に都合の悪い真実は伝えることができないので
あろうと思えて仕方がない。