第三十四回
3月6日up

官僚の反撃がはじまった
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今こそ豪腕小沢の本領を発揮するとき
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下野する覚悟で解散せよ
第三十一回
11月18日up

解散総選挙を迫るのは党利党略ではない




官僚の反撃がはじまった

小沢民主党代表の第一公設秘書が逮捕された。
本当は企業献金だったものを、政治団体を迂回させて、
誤魔化したのではないのかという嫌疑である。
政党支部への企業献金は法的に問題がないということである。
単に、政治団体からの寄付であるから、個人で受け取っただけという話だ。
企業献金であったなら、政党支部を通しましたということだ。
どこに逮捕するだけの理由があるのであろうか。

マスコミは嬉しがって、いかにも小沢さんが汚い政治家であるという印象をふりまいている。
中川前財務大臣がへべれけになって国際会議の会見に出たことを、
翌日何も報道せず、世界が騒いだために報道せざるをえなくなったマスコミである。
マスコミは自民党に飼われているという印象を持ってしまった。

定額給付金の関連法案の再議決前日に、秘書逮捕をぶつけるというタイミングである。
あきらかに、意図があるとしか思えない。
そして、その意図は、自民党ではないのではいかと思っている。
きっと、今の自民党には、検察を動かすだけの力はないであろう。

震源は官僚ではないかと思えてならない。
民主党が政権を取り、小沢政権が成立した場合には、
官僚機構は、叩きのめされる。その力は小沢さんにしかない。
それを嫌った官僚が、生き残りのために、
逮捕などできない案件であるにもかかわらず、
逮捕に踏み切ったとしか考えられないのである。
そして、自民党に飼われたマスコミがそれに追随しているとしか思えない。

この先、この案件がどうなるかはわからないが、
小沢さんは、推移を見守りながら、
民主党の政権奪取に害があると判断すれば、
自身の身の潔白はあったとしても、代表の座は譲るかもしれない。

肝心なことは、誰が総理大臣になるかということではなく、
今の官僚機構を叩きのさなければならないということであり、
それができるのは、小沢さんだけであると思っている。
別に、総理大臣でなくとも、影響力さえ持っていれば、
国民のための政治は行えると判断すれば、小沢代表はその道を選ぶ人だと思っている。

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